第1回かながわ子ども合衆国サミット実施報告
2018年2月11日(日)に田園調布学園大学で第1回かながわ子ども合衆国サミットが開催されました。かながわ子ども合衆国の国歌・国旗・紙幣が、はじめてこの場でお披露目され、かながわ子ども合衆国の初代大統領を決める大統領選挙が行われました。
神奈川県内にあるキッズタウンより集まった子どもたちの中から、かながわ子ども合衆国大統領には4名の子どもが立候補し、「子ども大統領に当選したらやりたいこと」をテーマに選挙演説が行われました。(掲載は演説の順番となっております。)
名前の右横に(所属するキッズタウンの名称)を記載しております。
中島 花梨さん(ミニたまゆり)
「子どものまちをまだ行っていない地域に子どものまちを開催してもらえるように、合衆国の大統領として市長や区長、行政の方々に協力してもらえるように活動したいです。どうしてかというと、参加したくても、子どものまちが遠くて来られない人、また、子どものまちのことを知らない人がいると思うからです。例えば私のいとこもその一人です。子どものまちが近くで行われず参加できませんでした。子どものまちはやりたい職業を体験することができ、その仕事でもらったお金を使ってゲームや食事をし、社会の仕組みを体験できるという将来につながる重要な経験ができるので、もっと多くの子どもたちが参加できる子どものまちを増やしたいです。市長や区長、行政の方々に協力してもらうアイディアのひとつとして、今活動している子どものまちで一番人気な職業や特産品、自分のまちのいいところなどをアピールすることで、まだ子どものまちを行っていない地域の子どもたちが、その地域の特産品などをアピールすることができ、地域の発展につながると思うので協力してくれると思います。更に合衆国で、他の子どものまちがアピールしたものを自分の子どものまちで参考にしたらいいと思います。」
安田 日菜さん(ミニあやせ)
「私がミニあやせ市長になりたいと思ったきっかけは、子どもたち全員に子どものまちに来てほしいなと思ったからです。なぜ子どもたち全員に子どものまちに来てほしいのかというと、子どものまちは大人の世界を知ることができるし、だけど、大人にはできない自由な発想で子どもにしかできないこと、現実にはなかなかできないことが実現できるからです。子どものまちに参加する子どもが増えれば、大人になってから子どものまちに参加して楽しかった頃の気持ちを思い出して、現実のまちも素敵なまちにしようという気持ちが芽生えると思います。」「綾瀬市のいろんなイベントで挨拶したりして、子どものまちのPR活動を頑張ってきました。すると、綾瀬市で子どものまちを知らなかった子どもたちが、子どものまちに興味を持ってくれるのがだんだんわかってきました。頑張ってPRを続けていけば、みんなに伝わっていくのが嬉しくて、大好きな子どものまちが綾瀬市だけでなく神奈川県の全員の子どもたちに知ってもらって、いずれは神奈川県の子どもたちだけでなく、全国の子どもたちに広まって、かながわ子ども合衆国が全国子ども合衆国になればいいなと思いました。だから私が子ども大統領になったら、子どものまちのPRをもっと頑張り、幸せな、みんなが参加したいという子どものまちを増やしていきたいです。そして公平に国民みんなの意見を聞ける、みんなの身近の存在である大統領になりたいと思いました。」
小倉 美乃さん(ぷちおおいそ)
「私の人生初の職業体験は、小学4年生のときに参加した隣町のぷちひらつかでした。身近で職業体験ができた上、支援してくれた高校生のお兄さんお姉さんたちと触れ合い、とても楽しい思い出になりました。ぷちおおいそでは、第1回目の町長をつとめリーダーとしてお菓子屋さんを経営しました。看板づくりなどの下準備から販売片付けまで、大人とこどもが一緒になってぷちおおいそをつくりあげました。わたしは、もともと人と触れ合うことが大好きなので、参加してる子どもたちや普段はあまり交流がない高校生・大学生やボランティアの方々たちとのコミュニケーションが非常に良い経験となりました。」「神奈川県では、海外の子どもたちが学ぶ学校が沢山あると聞いています。私が大統領になったら、海外の子どもたちとも一緒に子ども合衆国を盛り上げる機会持ちたいと思います。神奈川の子どもたち、大人たち、ここで暮らす海外の文化を持った子どもや大人を巻き込んで大きな輪をつくり、新しい学びの場所をみなさんと一緒につくりたいと思っています。」